社会選修3年生が附属中学校の社会科授業でのフィールドワークに応援参加しました。
6月12日から15日にかけて、附属中学校2年4クラスの社会科授業で実施した野外調査に、社会選修の3年生8人が帯同しました。各クラス6人1班に分かれ、各班が設定したルートマップをもとに学校周辺を1時間半かけて巡りました。地域における新たな気づきや問いをもつ活動ができました。
学生の声
私たち3年生は、昨年指導法の授業で地域調査について学び、どのような学習指導が望ましいか考えてきました。今回はその現場での実践という点でも非常に多くの学びを得られました。
4日間にわたる今回の活動は生徒とともに学び私たちが日々成長するような内容でした。各班に分かれて生徒が考えたルートを歩きながら、どのタイミングでどのような問いかけをするのが適切なのかを見極め、生徒に声かけしていくのは非常に難しかったですが、なかなかない体験に私たち学生はスキルを上げることができたと思います。また、大学や附属中の周りには社会科の学習素材になり得る多くの見どころがあり、そこを詳しくなれたのも素晴らしい経験でした。
この地域調査の活動をまとめ発表を行う授業研究会にも何人かの学生が参加することができました。生徒がまとめた内容から、私たちの問いかけや助言の成果も感じられ、非常にうれしかったです。地域調査をどこの学校でも同じように扱うのはかなり厳しいことでもありますが、私たちが教員になったときに、率先して指導できるようになりたいと感じる4日間でした。(渡 龍大)